精子の質と量にトランス脂肪酸が関係しているの?
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トランス脂肪酸って、
食べるプラスチックと言われています。
マーガリンがその代表ですが、
この言葉を聞いてからは極力摂取しないように心がけています。
今まではカロリーを気にして、
バターよりもマーガリンを買っていたのですが、
トランス脂肪酸って、
かなり体に悪影響を与えているんですよね。
それがなんと、
精子の質にも影響しているんです。
これは、ハーバード大学の
Audrey Gaskins研究員らと、Jorge Chavarro 博士らが行った、
Fertility Sterility 2011年9月号に
発表された2つの研究から明らかになったことです。
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Audrey Gaskins研究員らはニューヨーク州
ロチェスター大学の男子学生188人(18〜22歳)を対象に、
食生活と精子の
運動性の関係を調査しました。
調査の結果、穀類、野菜や果物を、最も食べる頻度が
少ないグループに属する男子学生の精子の運動率が56.2%だったのに対し
穀類、野菜や果物を最も多く食べる
グループに属する男子学生の精子の運動率は62.5%で、
この差は統計的にも有意な
差であることがわかりました。
精子の運動性は精子の質を測る上で最も重要な要素であり、
食生活が精子の質に与える影響が大きいことを、この結果は示しています。
もうひとつのJorge Chavarro博士らの研究では、
23人の男性の精液を調べた結果、トランス脂肪酸
(多量に摂ると悪玉コレステロールが増え、心臓疾
リスクが高まるなど健康にマイナスの影響が強いといわれています)
の摂取量が最も少ないグループの
男性の精液中の精子数が、7900万/mlだったのに対し、
トランス脂肪酸を最も多く摂取している
グループの男性の精液中の精子数は4800万/mlでした。
博士らによると、トランス脂肪酸を
最も多く摂取していたグループの精子数は、
少ないけれども正常の範囲であり、また運動率や
奇形率にも大きな影響はなかったので、明らかに負の影響がある
とは言えないけれども、摂取量が少ない
グループのほうが、精子数が多かったことも事実であることから、
影響を見極めるためにサンプル数が少ない今回の
研究に基づき、さらに大規模な研究をする必要があるとしています。
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ということだそうです。
トランス脂肪酸って色んな弊害が
あることは知っていましたが、
こんなところにも影響を及ぼしているとは正直困惑ですね。
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