妊娠を願うすべての人へ！妊娠活動Ｑ＆Ａ

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子宮膣部びらん
というのを知っていますか？

 

びらんというのは、
ただれという意味です。

 

とはいっても、
子宮膣部がただれている訳ではありません。

 

この場合のびらんは、
子宮の膣部の粘膜が赤く変化しており、

 

ただれているようにみえる
ということから子宮膣部びらんと呼ばれているんです。

 

子宮膣部びらんは病気と
勘違いされやすいですが、

 

これは生理的な変化で、
誰でも起きる可能性はあります。

 

一過性の変化なので、
時期がすぎると元に戻るんです。

 

ただ、
長い間子宮膣部びらんが続くと、

 

子宮頸管炎などの
感染症を起こしやすくなるということから、

 

不妊症になってしまうリスクは
少なからずあるのかもしれませんね。

 

子宮膣部びらんが
起こってしまう原因は、

 

卵胞ホルモンである
エスロトゲンが関わっています。

 

月経に深い関わりのあるホルモンですので、
月経のある女性だと６０〜７０％の女性は、

 

子宮膣部びらんが
起こっていると言われているんですよ。

 

症状として出ることは少ないですが、
おりものが増加する、性交痛がある、出血しやすい

 

というような場合は、
子宮膣部びらんが起こっている時かもしれません。

 

病気ではなく一過性の変化なので、
治療をする必要はないですが、出血が続いたり、

 

あまりにも性交痛やタンポンの刺激で
痛みが伴うという場合には治療法があります。

 

子宮膣部びらんは、
凍結療法やレーザー治療が用いられます。

 

しかし、
子宮膣部びらんが原因で、

 

不妊症になってしまうということは
ほぼないと言えるので安心していいですよ。

 

ただし、
子宮頸がんの初期は、

 

子宮膣部びらんのような
変化が起きるので症状が続く場合は、

 

がんの可能性は否定できませんので、

必ず病院を受診するようにして下さいね。

 

がんであれば、
不妊症になってしまう可能性は高く、

 

発見が遅れてしまえば、
妊娠ができなくなることも十分に考えられます。

 

そういう意味でも、
心配であれば必ず病院に行って下さいね。