妊娠を願うすべての人へ！妊娠活動Ｑ＆Ａ

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不妊体質シリーズの６つ目で、
これで最後の体質になります。

 

今回は、痰湿（たんしつ）という
タイプの体質を紹介しようと思います。

 

痰湿とは、体の中に
余分な水分が溜まっている状態のことです。

 

痰湿タイプの人は、
以下のようなことが当てはまります。

 

基礎体温の特徴

 

・低温期が不安定、あるいは基礎体温が一相性であるい

 

月経の状態

 

・量が少ない
・月経が遅れがち、または無月経
・色が薄い

 

その他の状態

 

・おりものが少ない、あるいは全くない
・太り気味である
・排卵期以外のおりものが多い
・舌にぺったりと苔がついている
・むくみやすい
・卵巣嚢種がある
・多嚢胞性卵巣症候群といわれている

 

※[ 参考著書 ]
心と体にやさしい不妊治療 - 周期療法
（監修：川瀬 清、発行所：株式会社文芸社）

 

私は、その他の状態の項目で、
いくつか当てはまることが多いです。

 

結局、私は陽気不足（ようきぶそく）体質を主として、
他にも２つの体質を併せ持っているようですが、みなさんはどうですか？

 

漢方薬を選択する時は、体質によって選ぶといいという風に
言われてもいるので、ぜひチェックして自分の体質を知っておきましょう。

 

中国漢方では、痰湿を取り除くために
「蒼附導痰丸」という漢方が使われています。

 

しかし、日本ではこの漢方の取り扱いはなく、
二陳湯と晶三仙というもので代用だれています。

 

舌が黄色くベトベトしている場合や、
赤ニキビが多い人には「星火温胆湯」などが使われます。

 

これを利用する場合、必ず補腎薬
を併用しないといけないようですね。

 

漢方の使用は、素人判断では
難しいことが多いので専門の人に相談しましょうね。