妊娠を願うすべての人へ！妊娠活動Ｑ＆Ａ

失敗を重ねやっと妊娠できた！！管理人が実際に使う体験談
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無事に妊娠しても、
出産まで至らないケースも多いですよね。

 

その中の一つに、
胞状奇胎と呼ばれるものがあります。

 

胞状奇胎というのは、
胎児を包んでいる胎盤や卵膜を作っている絨毛が、

 

異常に増殖して、
子宮の中いっぱいに増えてしまうことです。

 

子宮の中に直径0.5ｍｍ〜1ｃｍ程度の、
水胞状の粒がいっぱいになってしまうことから、

 

ブドウの房のように見えて、
ぶとう子とも呼ばれていますが病気の一つです。

 

胞状奇胎には、
全胞状奇胎と呼ばれる、

 

絨毛が全部水胞状に変化してしまったものや、

部分胞状奇胎といって一部分だけが変化してしまったものがあります。

 

妊娠をしても、初期の段階では、
変化を見つけにくいと言われています。

 

しかし、
表れる症状は別です。

 

つわりだと思っていても、
あまりにも酷い吐き気やおう吐がある、

 

おりものに血が混ざっていたり、
不正出血があるという場合は胞状奇胎が考えられます。

 

そして、成長が早いというのが特徴であり、
通常に比べてお腹が大きくなりやすいようです。

 

胞状奇胎になってしまう原因は、
受精卵の異常と考えられています。

 

卵子が1つなのに、
精子が2つ受精しまった「2精子受精」、

 

受精の時に卵子由来のＤＮＡが不活性化してしまい、
精子由来のＤＮＡのみ分裂、増殖が起こる「雄核発生」

 

という、
２つの種類があります。

 

残念ならがら全胞状奇胎児の場合は、
妊娠を継続していくことはできません。

 

しかし、部分胞状奇胎の場合は、
双子を妊娠していることもあり、

 

その片方のみ、
正常であるということが多いようです。

 

その場合は、
希望すれば妊娠継続できるといいます。

 

とはいっても、
実は絨毛がんに移行しやすいというリスクがあります。

 

ですから妊娠の継続を勧められることは少なく、
やはり妊娠を諦めるという選択も考えることが必要となります。

 

治療する場合は、
胎児の摘出ということになりますが、

 

できるだけ早い段階で、
施術を受けるのが好ましいようです。

 

一度なってしまったら、
再発の危険性がないかどうか、

 

経過をみながら、
妊娠へむけて治療することになります。