妊娠を願うすべての人へ！妊娠活動Ｑ＆Ａ

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子宮筋腫っていう病気は
みなさん知っていますよね。

 

不妊症の原因にも
なっている病気の一つです。

 

子宮筋腫っていうのは、
その名の通り子宮にできる腫瘍です。

 

腫瘍といっても、
良性のものが子宮筋腫であり、

 

命を落とす危険があるということではないんです。
でも命を授かれるか？っていうと話は複雑なのですが…。

 

ですので命に関わらないからといって、
治療をせずに放置しておくというのはおススメしません。

 

放置しておくことで、
徐々に大きくなって他の臓器を圧迫し、

 

負担をかけたり、筋腫が原因で
不妊症や月経困難症、流産を起こしてしまうこともあるんです。

 

それでも、成人している女性の
2〜3割の人は子宮筋腫があると言われています。

 

ですから、
子宮筋腫とう病気自体は珍しくないんです。

 

婦人科系の中では、
嬉しくないですが発症率No1なんですよ。

 

子宮って子供を妊娠、出産するには、
絶対に守っていかなければいけない大切な機関です。

 

子宮の構造って知っていますか？
3層構造になっていて、内膜、筋層、外膜となっています。

 

その3つの膜にしっかりと守られて、
その中に子宮腔と呼ばれる空洞があるんです。

 

それだけ体の中でも
大切にされているってことですね。

 

そこの部分にできてしまうのが、
子宮筋腫という訳なんですよ。

 

本来は赤ちゃんがくるための臓器なので、
子宮には女性ホルモンであるエストロゲンが大量に分泌されます。

 

その影響を受けて、
子宮筋腫は大きくなっていくんです。

 

ですから、
女性ホルモンの分泌が活発になる、

 

30〜40代の女性で、多くなっているのです。

 

妊娠したい女性の期間と
同時期に重なってしまうのが残念。

 

とはいっても、
20代の女性も子宮筋腫になる確率が高くなっているのだそうです。

 

女性ホルモンの影響を大きく受けている代わりに、
生理がくる前の女性や閉経後の女性が新しく子宮筋腫ができることはありません。

 

閉経が近い女性が、
子宮筋腫の治療をしないのは、

 

女性ホルモンが少なくなっていくので、
放置していても筋腫が小さくなる傾向があるからなんです。

 

でも、私たち不妊症で
悩んでいる人はそうはいってられませんよね。

 

女性ホルモンは質のいい卵を作るのにも、
必要ですし、そうはいっても子宮筋腫の邪魔にはなる。

 

ですから、
2つの治療を同時にはできません。

 

まず、ホルモン量を調節して
子宮筋腫を小さくしていき、切除したり、

 

小さくなったところで、
不妊治療を再開ということになるんです。

 

子宮筋腫の治療も
不妊治療の一つでもあるんですけどね。

 

みなさん、
頑張って治療しましょうね。